外国人「君たちの国の学校教育ではどんな文学作品が教材として使われているのか」

海外掲示板redditの/AskEuropeより


(投稿者)

🇱🇷
典型的なアメリカのハイスクールで読まされる文学について考えてみたら、その大半はアメリカ文学であることに気がづいた。シェイクスピアやジョージ・オーウェルといった最も著名なイギリスの作家を除いて、高校教育で読む基本的な文献といえば『グレート・ギャツビー』『二十日鼠と人間』『ライ麦畑でつかまえて』『ハックルベリー・フィンの冒険』『華氏451』『白鯨』『キャッチ=22』等々、ほとんどがアメリカ文学だ。

この傾向は国によって異なることは明白だ。そこで質問なんだけど、君たちの国の標準的な学校教育では(個人的な趣味ではなく教材として)どんな文学を読むの?

[via]goo.gl/m2v5cg,goo.gl/jjw2V6



(この話題へのコメント)

🇪🇺ドイツとポーランドの学校教育ではゲーテの『若きウェルテルの悩み』を読む

『若きウェルテルの悩み』は、1774年に刊行されたヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテによる書簡体小説。青年ウェルテルが婚約者のいる身である女性シャルロッテに恋をし、叶わぬ思いに絶望して自殺するまでを描いている。出版当時ヨーロッパ中でベストセラーとなり、ウェルテルを真似て自殺者が急増するなどの社会現象を巻き起こした。現在も世界中で広く読まれている。

🇵🇱>標準的な学校教育で扱う文学
場合による。ハイスクールで古典文学の授業を履修した場合はたくさん読むことになる。必須の作品もあればオプションの作品もあり、一部分だけを扱うものもある。教材は国民教育省が認可した作品リストから選ぶことになる。その中から外国文学の名前を列挙すると…
中等教育
ヘミングウェイ『老人と海』
ディケンズ『クリスマスキャロル』
トールキン『ホビットの冒険』
サン=テグジュペリの作品(特に『星の王子さま』は必須。他はそうでもない)
ジャック・ロンドンの作品
ミッチェル『風と共に去りぬ』
オーウェル『動物農場』
高等教育
ブルガーコフ『巨匠とマルガリータ』
カフカ『審判』
ゲーテ『ファウスト』&『若きウェルテルの悩み』
ダンテ『神曲』
カミュ『ペスト』
ドストエフスキー『罪と罰』
エーコ『薔薇の名前』
セルバンテス『ドン・キホーテ』(通常は一部分のみ)
ハクスリー『すばらしい新世界』
コンラッド『闇の奥』(作者はポーランド系イギリス人)
オーウェル『1984』
ガルシア=マルケス『百年の孤独』
一般的には教員によって教材となる作品も変わる。ポーランド人なら誰もが上に挙げた作品を全て読んでいるわけではない。

┗🇺🇸リストを見る限り、ポーランドの文学教育はアメリカよりもお堅いのかな

🇦🇹オーストリアの学校教育では、そしておそらくドイツも、『ファウスト』は確実に読む。
大昔の話だからうろ覚えだけど、デュレンマットの作品もたくさん読んだな。あと覚えているのはツヴァイクの『チェスの話』と、マックス・フリッシュの『ホモ・ファーベル』。

フリードリヒ・デュレンマット (Friedrich Dürrenmatt、1921年1月5日 – 1990年12月14日)は、スイスの劇作家、推理作家、エッセイスト、画家。マックス・フリッシュとともに戦後スイスを代表する劇作家であり、特にグロテスクな誇張表現を用いて現代社会の矛盾や行き詰まりを描いた喜劇的作品によって名声を確立した。

┗🇦🇹なぜカフカが出てこない?
あとはシラーやシュニッツラーも挙げたい。でも一番印象に残っているのはホルヴァートの『神なき青春』と、レマレクの『西部戦線異状なし』。

西部戦線異状なし (新潮文庫)

1918年夏、焼け爛れた戦場には砲弾、毒ガス、戦車、疫病がたけり狂い、苦熱にうめく兵士が全戦場を埋め尽す中にあって、冷然たる軍司令部の報告はただ「西部戦線異状なし、報告すべき件なし」。自己の体験をもとに第一次大戦における一兵士ボイメルとその戦友たちの愛と死を描いた本書は、人類がはじめて直面した大量殺戮の前で戦慄する様を、リアルに文学にとどめたものとして、世界的反響を呼び起こした

(スコットランド)
小学校で読んだ本は『シャーロットのおくりもの』『砂の妖精』『オ・ヤサシ巨人BFG』『アイアン・マン―鉄の巨人』『アンネの日記』『トム・ソーヤーの冒険』とか。
中学校ではシェイクスピアの戯曲を色々、あとは『1984』『ロージーとリンゴ酒』『動物農場』『るつぼ』『セールスマンの死』『アラバマ物語』等々。

アイアン・マン―鉄の巨人 (世界の子どもライブラリー)

村にあらわれた鉄の巨人は、トラクターや自動車が大好物。くず金属置き場で毎日、はてもなく鉄を食べつづけていた。そんなある日、宇宙のはてからとほうもない怪物が地球にまいおりてきた。―オーストラリアに着陸し、あごをインド洋にのっけるほどのばかでかさ。鉄の巨人はついに宇宙怪物に宣戦布告。現代ファンタジーの傑作。

🇷🇺ロシアの学校教育ではかなり早い段階から外国文学に触れることになる。ロシア連邦共通のコアスタンダードとしては以下のように定められている:
ホメーロス『イーリアス』『オデュッセイア』(抜粋)
古代の詩を2つ(何でも)
ダンテ『神曲』(抜粋)
セルバンテス『ドン・キホーテ』(抜粋)
シェイクスピア『ロミオとジュリエット』『ハムレット』+ソネットを2篇
モリエールの喜劇を1作品
ゲーテ『ファウスト』(抜粋)
シラー(どれか1作)
ホフマン(どれか1作)
バイロン(どれか1作)
メリメ(どれか1作)
ポー(どれか1作)
オー・ヘンリー(どれか1作)
ジャック・ロンドン(どれか1作)
サン=テグジュペリ(どれか1作)
アンデルセン、バーンズ、ブレイク、ブラッドベリ、ヴェルヌ、ヴィヨン、ハイネ、ゴールディング、ユーゴー、デフォー、ドイル、キプリング、キャロル、クーパー、スウィフト、サリンジャー、スコット、スティーヴンソン、トウェイン、ヘミングウェイ(この中から3名)
ロシア文学のリストはもっと長くなるので割愛する

🇸🇮スロベニアでは教員に多少の自由が与えられるけど、一定のガイドラインはある。情報が多少古いかもしれないけど大体こんな感じ:
ソポクレス『オイディプース王』『アンティゴネー』
聖書の内容をいくつか
セルバンテス『ドン・キホーテ』、ボッカッチョ『デカメロン』、シェイクスピア『ロミオとジュリエット』『ハムレット』
アントン・トマシゥ・リンハルト『この幸せな日、またはマティチェクの結婚』
プレシェーレン『サヴィツァの滝の洗礼』
トルストイ『戦争と平和』、ドストエフスキー『罪と罰』、スタンダール『赤と黒』、フローベール『ボヴァリー夫人』
スロベニアのリアリズム文学からユルチッチ『十人兄弟』、ケルスニク『悪い貴族』、タルチャル『ヴィソコ年代記』
ゴーゴリ『検察官』、イプセン『幽霊』、ワイルド『サロメ』、チェーホフ『桜の園』
イヴァン・ツァンカルの『使用人』『人民の福利のために』『ベタイノヴァの王』『聖フローリアン谷の醜聞』
ブルガーコフの『巨匠とマルガリータ』、カフカ『審判』、カミュ『異邦人』

イヴァン・ツァンカル(Ivan Cankar 1876年5月10日 – 1918年12月11日)は スロヴェニアの作家、劇作家、随筆家、詩人で政治活動家。近代スロヴェニア最大の作家とみなされており、フランツ・カフカやジェイムズ・ジョイスに比較されることもある。 スロベニアのユーロ導入まで流通していた1万トラール紙幣に肖像が使用されていた。

🇩🇪かなり昔の話だけど記憶を掘り起こしてみる。
小学校で読んだ本は全く覚えてない。ギムナジウム(ハイスクール)ではジュディス・カーの『ヒトラーにぬすまれたももいろうさぎ』を読んだよ。家族とともにナチス政権下のドイツを脱出するユダヤ人少女を描いた自伝的小説だ。それからゴットヘルフの『黒い蜘蛛』も読んだ。これは“黒い蜘蛛”に怯えるスイスの村が舞台。
学年が上がるにつれて読む量も増えていった。その大半は今更説明不要の古典文学だ。『愉しき放浪児』『ドン・カルロ』『肝っ玉おっ母とその子どもたち』『アンティゴネ』『変身』…。
英文学のクラスでも色々読んだよ。『夜の来訪者』『真面目が肝心』『マクベス』『グレートギャッツビー』等々。

🇩🇪
ゲーテ『ファウスト』
レッシング『賢者ナータン』
フォンターネ『エフィ・ブリースト』
デュレンマット『物理学者たち』
ゼーガース『第七の十字架』
アーピッツ『裸で狼の群のなかに』
シェイクスピア『ロミオとジュリエット』、『テンペスト』
ショーロホフ『静かなドン』

┗🇩🇪俺が学校で読んだ/読んでいるふりをしていた小説は
ヴォルフガング ・ケッペン『草のなかの鳩』
マックス・フリッシュ『アンドーラ』
フリードリヒ・シラー『ヴィルヘルム・テル』

🇺🇦僕が通っていた学校では「ウクライナ文学と外国文学」が必修科目だった。覚えている限り、“古典”の棚にあるような作品は何であれ取り上げたと思う。
プーシキン、ドストエフスキー、トルストイ、レールモントフ、ブルガーコフといったロシア文学。日本語、中国語、ペルシャ語の詩。世界各国の神話。ここに名前が出てるヨーロッパや北米の有名作家たち。ガルシア=マルケス『百年の孤独』のような南米文学も少々。アストリッド・リンドグレーン、アンデルセン、トーベ・ヤンソンに代表される北欧の児童文学。
これらの本は長期休暇中に読む“ことになっていた”んだけど、実際はテスト前に皆で“あれやこれや”してた。

百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez)

蜃気楼の村マコンド。その草創、隆盛、衰退、ついには廃墟と化すまでのめくるめく百年を通じて、村の開拓者一族ブエンディア家の、一人からまた一人へと受け継がれる運命にあった底なしの孤独は、絶望と野望、苦悶と悦楽、現実と幻想、死と生、すなわち人間であることの葛藤をことごとく呑み尽しながら…。20世紀が生んだ、物語の豊潤な奇蹟。

🇳🇱ハリー・ムリシュ、ジェラルド・リーヴ、ウィレム・フレデリック・ヘルマンスの3人は「オランダ文学のビッグ3」と呼ばれていて、オランダの学校ではそのうち誰かの作品は必ず読むんじゃないかな。俺はムリシュの『追想のかなた』を読んだよ。他の作家であればヤン・テルラウ『戦争の冬』とか、ムルタトゥーリ『マックス・ハーフェラール』とか。

ハリー・ムリシュ(Harry Mulisch, 1927年7月29日 – 2010年10月30日[1])は、オランダの小説家である。ウィレム・フレデリック・ヘルマンス、ヘラルド・レーフェと共に戦後オランダの三大作家の一人とされる。

代表作の一つ “De Aanslag” (1982年)が1986年に『追想のかなた』の名で映画化され、これがアカデミー外国語映画賞を獲得したことにより、ムリシュは国際的にも有名になった。

🇳🇱
・オランダ文学
『マックス・ハーフェラール』
『追想のかなた』
『戦争の冬』
『危険な愛』
『The Dinner』
・フランス文学
『ゴドーを待ちながら』
『異邦人』
『星の王子さま』
『家なき子』
『神さまとお話しした12通の手紙』
・英文学
『ハムレット』
『ライ麦畑でつかまえて』
『1984』
『動物農場』
『二十日鼠と人間』
『蠅の王』
『時計じかけのオレンジ』

┗🇺🇸英文学がディストピア小説だらけで笑える

┗🇬🇧学校教育で『時計じかけのオレンジ』とは中々タフだな

時計じかけのオレンジ 完全版 (ハヤカワepi文庫 ハ 1-1)

近未来の高度管理社会。15歳の少年アレックスは、平凡で機械的な毎日にうんざりしていた。そこで彼が見つけた唯一の気晴らしは超暴力。仲間とともに夜の街をさまよい、盗み、破壊、暴行、殺人をけたたましく笑いながら繰りかえす。だがやがて、国家の手が少年に迫る。スタンリー・キューブリック監督映画原作にして、英国の二十世紀文学を代表するベスト・クラシック。

┗🇮🇩インドネシア人として『マックス・ハーフェラール』は評価する

 ┗🇳🇱あれは素晴らしい作品だし、オランダ文学史上でも最重要作品の一つだろう。作者のムルタトゥーリは小説世界に自分自身を登場させるという一風変わった手法を用いている。そもそも彼自身、元々は西ジャワの植民地官吏で、植民地主義に反対していたんだ。フィクションとノンフィクションの境界が消える結末も見事。

マックス・ハーフェラール―もしくはオランダ商事会社のコーヒー競売

ヨーロッパとアジアにまたがる「植民地批判」文学の古典。小説の形を借りて、19世紀オランダ領東インド植民地における植民地支配の実態を内部告発し、植民地政策を痛烈に批判した異色の作品。

🇩🇪ラテン語の授業ではひたすらカエサルの『ガリア戦記』を読んでいたよ。あれはキツかった。
国語の授業ではテオドール・シュトルム『白馬の騎手』、ヘルマン・ヘッセ『荒野のおおかみ』、アルフレッド・アンデルシュ『ザンジバル』とか。英語の授業ではヘミングウェイの短編集、ゴールディングの『蠅の王』、アンソニー・バージェスの『時計じかけのオレンジ』とか。

『荒野のおおかみ』(Der Steppenwolf)は、ヘルマン・ヘッセの長編小説。1927年に発表。ヘッセが第一次世界大戦の後再び戦争に向かおうとする社会状況や、急速に発達する文明に翻弄され自らや社会に対して無反省に日々の生活を送っている同時代の人々に対して強烈に批判したアウトサイダー的作品と思われがちだが、人生を永続する一つのものと解釈する絶望的病理を、人格形成の再形成を心理学的知見から試みた作品である。

🇮🇹思い出せる範囲で…
ダンテ『神曲』
ボッカッチョ『デカメロン』
プリーモ・レーヴィ『これが人間か』(強制収容所の話)
プリニーノ・マルティーニ『バッグの底』(20世紀の貧しい人々を題材にした宗教小説)
ジョバンニ・ヴェルガ『赤毛のマルペーロ』
イタロ・カルヴィーノ『マルコヴァルドさんの四季』『まっぷたつの子爵』
オーウェル『1984』
ジョン・ウィンダム『トリフィド時代』
他にも語学の授業で短編や子供向けの本を色々読んだ

プリーモ・ミケーレ・レーヴィ(Primo Michele Levi, 1919年7月31日 – 1987年4月11日)はイタリアの化学者・作家。アウシュヴィッツ強制収容所からの生還者であり、この体験を記した『これが人間か』で世界的に知られる

🇵🇹ポルトガルは…
アルメイダ・ガレット『修道士ルイス・デ・ソーサ』
ジョゼ・サラマーゴ『修道院回想録』
ジル・ヴィセンテ『地獄の船』
ルイス・デ・カモンイス『ウズ・ルジアダス』
エッサ・デ・ケイロス『マイア家の人々』
フェルナンド・ペソア『メッセージ』
どの本も戯曲も非常に重要な作品だ。なお、生徒たちは適当に読むようです。

フェルナンド・ペソア(Fernando António Nogueira de Seabra Pessoa、1888年6月13日 – 1935年11月30日)はポルトガル出身の詩人・作家。
ポルトガルの国民的作家として著名である。1988年に発行された100エスクード紙幣に肖像が印刷されていた。

🇬🇧義務教育で読んだ本は…
スタインベック『怒りの葡萄』
アーサー・ミラー『橋からの眺め』
ディケンズ『大いなる遺産』
ウィリアム・ブレイク『虎』
シェイマス・ヒーニーの詩

🇬🇧
トーマス・ハーディ『遥か群衆を離れて』
ジェーン・オースティン『高慢と偏見』
シェイクスピア『ヴェニスの商人』『リチャード二世』
ハロルド・ピンター『管理人』
ジョン・ミリントン・シング『西の国のプレイボーイ』
H・G・ウェルズ『宇宙戦争』
ジョン・ウィンダム『さなぎ』
この辺は全部読まされた記憶

🇬🇧俺が覚えているのは『蠅の王』『二十日鼠と人間』『タイタス・アンドロニカス』『吸血鬼ドラキュラ』『大いなる遺産』『フランケンシュタイン』『欲望という名の電車』『侍女の物語』。

🇬🇧『縞模様のパジャマの少年』『真夏の夜の夢』『肩胛骨は翼のなごり』とか

肩胛骨は翼のなごり (創元推理文庫)

引っ越してきたばかりの家。古びたガレージの暗い陰で、ぼくは彼をみつけた。ほこりまみれでやせおとろえ、髪や肩にはアオバエの死骸が散らばっている。アスピリンやテイクアウトの中華料理、虫の死骸を食べ、ブラウンエールを飲む。誰も知らない不可思議な存在。彼はいったい何?命の不思議と生の喜びに満ちた、素晴らしい物語。カーネギー賞、ウィットブレッド賞受賞の傑作。

🇪🇺教材は大半がフランス文学だったな。モリエール、ヴォルテール、フローベール、カミュetc…。読むべきものは数えきれないほどある。

┗🇫🇷『レ・ミゼラブル』は必須。最低ショートバージョンだけでも。

 ┗🇪🇺残念ながらうちの学校は読まなかったんだけどね

🇫🇮フィンランドの学校ではヴァイノ・リンナの『無名戦士』という戦争小説と、フィンランド文学の草分けとされるアレクシス・キヴィの『七人兄弟』は必ず読まされる。

ヴァイノ・リンナ(Väinö Valtteri Linna 1920年12月20日 – 1992年4月21日)は、フィンランド、ウルヤラ出身の小説家。1954年に著された『無名戦士』(Tuntematon sotilas)はリンナの知名度を確立するものだった。代表作は1959年から1962年に著された全3部作からなる『ここ北極星の下で』(Täällä Pohjantähden alla)で、ノーベル文学賞候補作になった。また、1963年には北欧文学賞を受賞した。

アレクシス・キヴィ(Aleksis Kivi 1834年10月10日 – 1872年12月31日)は、フィンランド、ヌルミヤルヴィ出身の小説家、劇作家。38歳で夭折し、文学活動は1860年代から10年と短い期間であった。しかし、新ロマン主義、自然主義、写実主義をフィンランドにおいて先取りした作風で、フィンランド国民文学の父と称された。

🇫🇮自分が通っていた学校は他と違うのかもしれないけど、うちは学校生活を通じて3冊だけ読めばよかった(ポエムやショートストーリーを除く)。たしか高校1年のときに先生が指定したクラシック文学リスト(ちなみに『指輪物語』は対象外)から1作選んで読んだ。その後またしても、今度はフィンランドの名作文学と外国文学を指定のリストから1作ずつ選んで読んだ。自分はオスカー・ワイルドの『ドリアン・グレイの肖像』と、田舎の貧しい人々を描いたジョエル・レフトネンの『プトキノトコ』とかいう鬱小説を読んだ記憶。

┗🇳🇱>『指輪物語』はクラシック文学ではない
俺もそう言われて先生に歯向かったよ。そして俺は勝利を収めた。

🇪🇸スペインの高校は…
作者不詳『ラサリーリョ・デ・トルメスの生涯』
フェルナンド・デ・ロハス『ラ・セレスティーナ』
モラティン『娘たちの「はい」』
ジュール・ヴェルヌ『地底旅行』
アルバート・メンデス『盲目のひまわり』
ラモン・デル・バリェ=インクラン『ボヘミアの光』
ピオ・バローハ『知恵の木』
ガルシア=マルケス『予告された殺人の記録』
スペイン文学を学んでいる以上当然だけど、メインはスペインの作品。スペイン語圏以外でも読まれているのかどうかは知らない。

ラ・セレスティーナ (スペイン中世・黄金世紀文学選集)

カリストとメリベーアの悲喜劇。スペイン文学史上『ドン・キホーテ』に次ぐ高い評価を得、近年ますますその奥行きと問題性が見直されている傑作。作者ローハスは、近代未明のスペイン社会で意識の周縁に追いやられた人間たちの欲望と現実を冷厳なリアリガムにより生々しくえがいた。メリベーアへの恋心に我を失ったカリスト。そこにつけ込んだ狡猾な取り持ち女セレスティーナと強欲から忠義のこころを失ったカリストの従者ふたりは、メリベーアをたぶらかし、富をせしめようと巧みに立ち回るが…。性格描写と心理分析で近代文学に多大な影響を与えた対話小説の新訳決定版。

🇮🇸(アイスランド)高校を出てからかなり経つからうろ覚えだけど、覚えているのは…
『ラクス谷の人々のサガ』
『エギルのサガ』
『スールの子ギースリのサガ』
『フラヴンケルのサガ』
『ニャールのサガ』
『ヴォルスンガ・サガ』
『巫女の予言』と『高き者の言葉』(エッダ詩)
スノッリ・ストゥルルソンの『スノッリのエッダ』
ハルドル・ラクスネスの『アイスランドの鐘』
英文学の授業はもう少し自由度が高かったと思う。印象に残っているのは…
オーウェル『動物農場』
マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒険』
トールキン『ホビットの冒険』
スタインベック『二十日鼠と人間』
アーサー・ミラー『セールスマンの死』
ハーパー・リー『アラバマ物語』

サガ(アイスランド語: saga)は、おもに中世アイスランドで成立した古ノルド語による散文作品群の総称。同時代に書かれたエッダ詩がゲルマン民族の神話や英雄伝説を題材にしているのに対し、サガはノルウェーやアイスランドで起きた出来事を題材にしたものが多いことに特徴があり、約200点が現代に伝わっている。

🇳🇴(ノルウェー)ハイスクールの英文学の授業では『君のためなら千回でも』と『グレートギャッツビー』を読んだ。
あと、中学校の国語の授業で”Alle dei fine jentene” (All the Pretty Girls) という小説を各自2ぺージづつ朗読させられたんだけど、この本はセックスとか手XXとかそういう内容が大量に出てくるから、赤面する13歳の少年少女たちをみてニヤニヤする教師という教室の光景をよく覚えてるわ。

君のためなら千回でも(上巻) (ハヤカワepi文庫)

「君のためなら千回でも!」召使いの息子ハッサンはわたしにこう叫び、落ちてゆく凧を追った。同じ乳母の乳を飲み、一緒に育ったハッサン。知恵と勇気にあふれ、頼りになる最良の友。しかし十二歳の冬の凧合戦の日、臆病者のわたしはハッサンを裏切り、友の人生を破壊した。取り返しのつかない仕打ちだった。だが二十六年を経て、一本の電話がわたしを償いの旅へと導く―全世界八〇〇万人が涙した、衝撃のデビュー長篇。

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コメント

  1. 名前:Anon 投稿日:2018/01/18(木) 23:22:44 ID:3656250d9 返信

    自分は小学生の時だと
    「スイミー」「一房のぶどう」「スーホーの白い馬」「走れメロス」とかかな?




    3



    0
    • 名前:Anon 投稿日:2018/01/18(木) 23:44:12 ID:387a2855a 返信

      プラス『エーミール』かな。外国文学だと
      私の時代だとみんなミヒャエル・エンデを読んでいたけど今の子は知らない子が多いらしくちょっと寂しい




      1



      0
    • 名前:Anon 投稿日:2018/01/19(金) 11:41:03 ID:e18a81bd4 返信

      かえるの手紙のやつ好きだった
      あとがらがらどん
      最近サーカスのライオン音読で聞いて泣いた




      0



      0
  2. 名前:Anon 投稿日:2018/01/18(木) 23:36:42 ID:1726e4ec1 返信

    羅生門、高瀬舟、走れメロスーなんか道徳観を問われるようなのはよく記憶に残ってる

    イギリスのは本好きになりそうなコンテンツだね




    0



    0
  3. 名前:Anon 投稿日:2018/01/18(木) 23:41:16 ID:dbdefba6a 返信

    国語の教科書で、自分で考えた地図を創作する話があったんだけど
    タイトル忘れたし小学校だか中学校だったかも思い出せないから
    ググっても出てこないしモヤモヤするぅー…「鳥瞰図」という単語が
    初めて出てきた覚えあるから小学高学年だと思うけどあー思い出せん




    0



    0
  4. 名前:Anon 投稿日:2018/01/18(木) 23:42:38 ID:5d96f783f 返信

    星新一のショートショートが国語の教科書に載ってた気がする




    1



    0
  5. 名前:  投稿日:2018/01/18(木) 23:49:03 ID:afb777f06 返信

    小学校の時に読まされた本
    『赤い蝋燭と人魚』『お月さんを食べた話』『蝶のいる丘』『アンネの日記』『君たちはどう生きるか』
    中学の時に読まされた作品(全て一部分のみ)
    『奥の細道』『枕草子』『源氏物語』『夏草冬涛』『草野心平詩集・絶景』
    『夏草冬涛』は教科書の一章から興味を持って結局全部読んだ。
    高校で読まされた作品
    まるで記憶に残っていない。あ、漱石の『こころ』か感想文を書かされたな。
    小中学生の頃に読んだものは良き読書体験として心に残っているんだけど、高校生になってからは自分好みの作家と作品に没頭していたせいか覚えていない。
    教科書と課題読書は自分にとって受験用読書でしかなく好きになるどころか憎んでいた。




    0



    0
  6. 名前:Anon 投稿日:2018/01/18(木) 23:59:11 ID:39cfe3b86 返信

    やまなし
    クラムボンがカプカプ笑ったよ、は衝撃的な表現だった




    0



    0
  7. 名前:Anon 投稿日:2018/01/19(金) 00:06:42 ID:6d8a2e7d2 返信

    「おみやげ」だね




    0



    0
  8. 名前:Anon 投稿日:2018/01/19(金) 00:24:12 ID:d1738402e 返信

    タイトルは「えいっ」でいいんだっけ?信号を変えるやつ。
    詩もけっこう読まされるんだよな、かまきりりゅうじとかサラダ記念日とか断片的には覚えてるんだが作者名と作品名まですっと出てこないね




    0



    0
  9. 名前:Anon 投稿日:2018/01/19(金) 01:31:40 ID:474e03bfc 返信

    だいぞうじいさんと雁




    1



    0
  10. 名前:Anon 投稿日:2018/01/19(金) 01:52:50 ID:58d9ce7cb 返信

    分け入っても分け入っても青い山




    0



    0
  11. 名前:Anon 投稿日:2018/01/19(金) 04:30:54 ID:53c0231fd 返信

    万葉集(主に百人一首)
    1500年前の詩を庶民が暗誦できる。




    1



    0
  12. 名前:Anon 投稿日:2018/01/19(金) 05:05:28 ID:490f7f7aa 返信

    もう遠い昔なんだが,学校で海外のクラシックを読んだ覚えがないな




    0



    0
  13. 名前:Anon 投稿日:2018/01/19(金) 06:11:38 ID:0bf5ed3c6 返信

    外国の作品だとヘルマン・ヘッセの少年の日の思い出とか魯迅のやつとか
    あとなんか教会で指をクロスさせるやつ
    なんだっけあれ




    1



    0
  14. 名前:Anon 投稿日:2018/01/19(金) 08:26:16 ID:5a904a971 返信

    あがってないやつでよく覚えてるのは、山月記かな。あと、高校で山田詠美さんの「ひよこの眼」が教科書にのってたけど、すごく好きになって、これが載ってる短編集を図書室で借りた思い出。




    2



    0
  15. 名前:Anon 投稿日:2018/01/19(金) 08:40:15 ID:9ce05f517 返信

    教科書じゃないけど、小学校のときは岩波少年少女文庫読んでたな。

    日本は教科書だと日本文学と中国古典を少々と、あとはオーヘンリーくらい?
    あとは勝手に読んでた。




    1



    0
  16. 名前:Anon 投稿日:2018/01/19(金) 09:35:02 ID:05e73ecfa 返信

    食べ物の描写で初めてうまそうって思ったのが
    「盆土産」かな?なんか、出稼ぎのお父さんが
    「エビフライ」を買って帰ってくる話
    お姉ちゃんがキャベツの千切りをして用意するんだけど
    ほんとあれで「食べ物が出て来る」作品が大好きになったな




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  17. 名前:Anon 投稿日:2018/01/19(金) 11:57:45 ID:4c4dd27dc 返信

    中学校の教科書に載っていた魯迅の「故郷」と夏目漱石の「こころ」は衝撃的だったな。
    今まで楽しい物語とかが載ってたのに「故郷」のヤンおばさんみたいに人間の汚い部分をがっつり描いていて、夢中で先生の話を聞いた記憶がある。




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  18. 名前:Anon 投稿日:2018/01/19(金) 12:28:11 ID:3cca91697 返信

    はるき悦巳のじゃりン子チエと
    ますむらひろしのアタゴオル物語と
    高野文子の絶対安全剃刀が扱われてた時は震えた
    以来30年間今でもその三者のファンだわ




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  19. 名前:Anon 投稿日:2018/01/19(金) 15:15:34 ID:ac2282abc 返信

    日本だと翻訳文学はあまり教科書に乗らないと思う(有名な児童文学は除く)。ドイツでシェイクスピアとかショーロホフとかは意外。




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  20. 名前:Anon 投稿日:2018/01/19(金) 15:28:26 ID:9ada1b223 返信

    注文の多いレストラン、カメレオン(ろしあ)、朝三暮四(文学?)とか印象に残ってるかな




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  21. 名前:Anon 投稿日:2018/01/19(金) 21:22:25 ID:83a8ce2d6 返信

    外国は一流文学読みすぎだろ・・・
    日本で読むのなんてマイナーな誰も知らないような作家の本ばっかだぞ。ごんぎつねだのなんだの。
    こころと山月記がギリなくらいで
    一応村上春樹も載ってるけど、教師に力量が全くなくて教えられないか、そもそも飛ばすし、短編ばかりだし
    日本の文学教育終わってんな・・・。日本文学自体終わってんのか。
    子供にハック・フィンの冒険やカフカの変身も読ませない教育にいったい何の意味があるんだか(呆れ)




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  22. 名前:Anon 投稿日:2018/01/20(土) 10:48:36 ID:f79694c64 返信

    このOPは何が知りたかったんだよ。取りとめもないただの思いつきか?
    学校はアメリカ文学ばっかりで視野が狭まったとかそういう話でもなさそう。

    普通に図書館に行けば並んでるもんのラインナップじゃねえの
    だいたいなんで学校がどうの言う話になんのさ
    普通に読んだろうが?読んで身につけんのが教養ってもんだろ。ある程度読んで身につけんのが世の常識だろうがよ。上の奴呆れた。ププ




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  23. 名前:Anon 投稿日:2018/01/24(水) 07:51:55 ID:856f42a57 返信

    エーミール「つまり君はそういう奴なんだな」




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  24. 名前:Anon 投稿日:2018/01/26(金) 13:54:19 ID:5befed4ba 返信

    日本だと最近はネタなのか本気なのか知らんが漫画が英語教材になってる事あるな




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  25. 名前:Anon 投稿日:2018/02/24(土) 20:42:55 ID:c85b45f82 返信

    動物農場を数人挙げててびっくり
    えぐいし政治ものだしで、大学生の頃に読んだ時も衝撃的だったのに




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