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【禁書週間】おすすめの発禁本を紹介するスレ【海外の反応】

今年も禁書週間がやってきたよ。そこでみんなのおすすめの発禁本を教えてくれないか?

(禁書週間は9月最終週にアメリカで行われる読書や情報アクセスの自由をテーマにしたイベント。2016年は9月25日~10月1日まで。公式サイトwww.bannedbooksweek.org/)


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マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒険』は、「ニガー」という言葉を多用しているという理由で何度も発禁処分になってる。本の内容は反奴隷制度、反人種差別的なもので、「ニガー」という言葉は当時の世相を正確に反映しているにも関わらずね。

↑僕の高校で禁書扱いになっていなくてよかったよ。史上最高の傑作のひとつだろう。

↑うちのカトリック系の高校でも置いてあった。でも「ニガー」を書き取ったり、声に出したりすることは御法度だったね。

ハックルベリー・フィンの冒険(上) (光文社古典新訳文庫)

ハックルベリー・フィンの冒険-Wikipedia
現代では、黒人に対する軽蔑的表現とされる「ニガー」という語を200回以上使用していることから、本書全体に人種差別主義が含まれている、と主張する団体の要請により、本書の圧倒的な反人種差別的プロットを支持する主張にもかかわらず、学校放送から取り除かれている。
アメリカ図書館協会によると、本作は1990年代の「100 Most Frequently Challenged Books」ランキングの5位、2000年代の「Top 100 Banned/Challenged Books」の14位である。
2011年現在のアメリカでは、オリジナル版に忠実なバージョンと、差別用語などを削除あるいは別の用語に置き換えたバージョンの両方が出版されている。
1955年、CBS放送が本作に基づくテレビ向け映画を製作した際、論争回避のため、奴隷制に一切言及せず、ジム役を黒人以外の俳優に演じさせた。

『ハックルベリー・フィンの冒険』や『二十日鼠と人間』は置いてあるのに、『ハリーポッター』を禁止にするうちの高校。

↑カトリック系?

↑パウロ2世はハリーポッターについて「善悪のメッセージをはっきりと伝えるフィクション」と、肯定的なこと言ってたんだけどな。

↑パウロ2世は他の宗派が『ポケモン』で大騒ぎしてるときも擁護していたよね。

ハリーに揺れる米キリスト教原理主義
2005年7月、ローマ・カトリック・ベネディクト教皇によるポッター・シリーズへの強い懸念を表す書簡が公開された。これは欧米のメディアで報道され、話題になった。

この書簡は教皇に就任する以前の2003年3月に書かれたもので、『Harry Potter-Good or Evil ?』という著書でポッター・シリーズを批判したドイツのカブリエル・キュービー氏に宛てられた。教皇の許可を得て公開されたそうだ。

書簡は短いもので、ポッター・シリーズへの批判を支持し、ポッター・シリーズは「子供たちが成長する前に、魂の中のキリスト教精神(Christianity)を気づかぬうちに深く歪める微妙な誘惑として働いている」と述べている。

ポッターに関するローマ教皇を巻き込んだ欧米キリスト教徒らの議論は最近始まったわけではない。実は2003年2月に当時のローマ教皇パウロ2世がポッター・シリーズをどう思うかとの記者の質問に答えて、「もし私が著者の意図を正しく理解しているとすれば、それは子供たちが善悪の区別をできるようになることを助けることだろう」と肯定的な評価を与えた。

欧米のメディアは、教皇がポッター・シリーズを是認したとこれを大きく報じた。保守的なキリスト教徒の一部は、これが気に入らない。バチカンの真意を歪めていると、この報道に強く反発した。彼らは反撃の機会を待っていたのだろう。現教皇が就任する前に書いたポッター批判の書簡を公開し、これがローマ教皇の真意だと訴えたのだ。

『グレート・ギャッツビー』は「最も発禁処分を受けた古典文学」のギネス記録保持者。
言葉遣いや性的描写が主な理由。

『ライ麦畑でつかまえて』
理由は、あまりにリアルすぎるから。

『1984年』が何年も発禁処分を受けていたという事実は大いなる皮肉だな。

↑え、そうなの?どうして?

↑50年代にフロリダ州で、内容が”共産主義的”という理由で発禁になってる。一方、ソ連では”反共産主義的”として同じく発禁になってる。

↑ソ連が正しいな。

↑君のコメントは”共産主義的”だから削除されるだろう。

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

1984年(小説)-Wikipedia
トマス・モア『ユートピア』、スウィフト『ガリヴァー旅行記』、ザミャーチン『われら』、ハクスリー『すばらしい新世界』などのディストピア(反ユートピア)小説の系譜を引く作品で、全体主義国家によって分割統治された近未来世界の恐怖を描いている。なお、著者などは言及していないが「1984年」という年号は、本作が執筆された1948年の4と8を入れ替えたアナグラム説などがある。これによって、当時の世界情勢そのものへの危惧を暗に示したものとなっている。
出版当初から冷戦下の英米で爆発的に売れ、同じ著者の『動物農場』やケストラーの『真昼の暗黒』などとともに反全体主義、反集産主義のバイブルとなった。また政府による監視や検閲や権威主義を批判する西側諸国の反体制派も、好んでこの小説を引用する。

オルダス・ハクスリー『すばらしい新世界』
今読んでも全く色あせない。

すばらしい新世界 (光文社古典新訳文庫)

すばらしい新世界-Wikipedia
『すばらしい新世界』(Brave New World )は、オルダス・ハクスリーが1932年に発表したディストピア小説である。
機械文明の発達による繁栄を享受する人間が、自らの尊厳を見失うその恐るべきディストピアの姿を、諧謔と皮肉の文体でリアルに描いた文明論的SF小説であり、描写の極端さが(多くのSF小説にあるように)きわめて諧謔的であるため、悲観的なトーンにもかかわらず、皮肉めいたおかしみが漂っている。
ジョージ・オーウェルの『1984年』とともにアンチ・ユートピア小説の傑作として挙げられることが多い。登場人物の名前に「マルクス」「レーニナ」「モンド」「モルガン」といった有名人の名が付けられている。また、人工子宮で胎児を育てる話などJ・B・S・ホールデンの「ダイダロス、あるいは科学と未来」Daedalus or Science and the Future(1923年)に多大な影響を受けている。

ウラジーミル・ナボコフ『ロリータ』
俺は心からこの本を嫌いになりたいと思っていた。主題、キャラクター、シチュエーション、そのすべてがひどい。でも文章、あの文章は本当に美しい。

↑”Lolita, light of my life, fire of my loins.”

↑不快なテーマなんだけど、こんな本に自分が夢中になっているという事実はそれ以上に不快だった。

↑論争は別として、僕が今まで読んだ本の中で、一番美しい本だった。

ロリータ (新潮文庫)

ロリータ-Wikipedia
『ロリータ』(Лолита – Lolita) はロシア生まれのアメリカ合衆国の作家、ウラジーミル・ナボコフの小説。1955年刊。少女性愛者ハンバート・ハンバートと、彼が心惹かれた少女ドロレス・ヘイズとの関係を描いた長編で、全体はハンバートの手記の形を取っている。
初版はパリで出版され、内容をめぐって論争を引き起こしたのち、1958年にアメリカで出版されベストセラーとなった。出版当時はポルノまがいの作品との評価も受けたが、現在ではアメリカ文学の古典として認知されている。
ヒロインの愛称である「ロリータ」は今日でも魅惑的な少女の代名詞として使われており、ロリータ・コンプレックス、ロリータ・ファッションなど多くの派生語を生んでいる。

1940年に渡米したナボコフは教職のかたわら、この作品を1948年から書き始め、1953年には完成した。しかし、性的に倒錯した主題を扱っているため、アメリカでは5つの出版社から刊行を断られた。ナボコフの代理人はさまざまな出版社に足を運び本を読んでもらい、各出版社の編集者は作品のテーマを見抜いてはいたようだが、そのあまりに難解な内容からか、これは読者には「ポルノ」にしかみえないという理由で出版を拒んだ。結果、初版はポルノグラフィの出版社として有名なパリのオランピア・プレスから1955年に出版されたが、グレアム・グリーンらの紹介により読書界の注目の的となる。アメリカでは1958年に出版されベストセラーになった。イギリスでは、作家らが刊行を促す署名運動を起こし、1959年に出版された。
ロリータはこれまでに何度か発禁処分を受けており、ニコラス・キャロライズなどが編集した「百禁書―聖書からロリータ、ライ麦畑でつかまえてまで」ではロリータに対する批判や発禁処分になった経緯などが書かれている。また、ナボコフ自身による評論「『ロリータ』 について」があり、この作品の本質を見てもらいたいというナボコフの考えや、作品の性的な部分についての自身の考えが書かれている。

前思春期の少女にあらわれる性的な魅力を「ニンフェット」の倒錯した魅力と巧みに規定して、社会に衝撃と影響を残したこの作品は、全体の構成より細部(文体)へと関心が傾けられ、さまざまな引用や巧妙な言葉遊びに満ちている。冒頭は「Lolita, light of my life, fire in my loins.」というLとFの音を重ねた文章となっている。作者の分身ともいえるハンバートによるメタファーを多用した独白調の文章は晦渋なことでも知られる。

カート・ヴォネガット『スローターハウス5』

↑読んだことあるけど、これがダメな理由が分からない。どこで?何で?

↑Fワードを多用していて、男女の裸が出てきて、神に対して失礼な描写があるから。

↑全米というわけじゃないけど、70年代にミシガン州の公立学校で有害図書に指定されてる。

スローターハウス5

ドルトン・トランボ『ジョニーは戦場へ行った』

ジョニーは戦場へ行った (角川文庫)

ジョニーは戦場へ行った-Wikipedia
本作は第二次世界大戦勃発の1939年に発表されたが、反戦的な内容が「反政府文学」と判断され、戦争の激化した1945年、ついに絶版(事実上の発禁処分)となる。戦後になって復刊されたものの、朝鮮戦争時には再び絶版とされ、休戦後に復刊されるなど、戦争のたびに絶版と復刊を繰り返す。
これは本書の非常に強力な反戦メッセージにアメリカ政府(特に軍部)が危機感を持っていた証左とも言える。トランボはアメリカ共産党の党員でもあり、1947年に赤狩りにあい逮捕、禁固刑の実刑判決をうけ、刑期満了後も映画業界から事実上追放された。

ブレット・イーストン・エリス『アメリカン・サイコ』

↑学校で有害図書指定だったけど発禁になってたの?高校生に読ませたい本ではないけどね。

↑僕も理解しきれていない部分があるけど、『アメリカン・サイコ』は”信頼できない語り手”の代表的な例だと思う。物語を通して、事件は現実に起きたことなのか、あるいは単なる空想なのかハッキリとしない。暴力的な衝動を押しとどめることができる高校生ならぜひ読むべき本だと思うよ。

アメリカン・サイコ〈上〉 (角川文庫)

『アナーキストクックブック』

↑俺はこれで焼夷弾の作り方を覚えた。

アナーキストクックブック-Wikipedia
『アナーキスト クックブック』(The anarchist cookbook)は、ウィリアム・パウエルによる書籍。1971年にベトナム戦争時代のアメリカ合衆国へ抗議する目的で出版された。本書は爆発物、薬物の調理法や様々な情報伝達ハッキング機器などの製作方法について書かれてある。
食物に関する調理法が載っているわけではなく、また無政府主義者の活動にもまったく関与していない。
Amazon.comのレビューにて、著者は今となっては本作品の「暴力は政治的変化をもたらすために至っては許される手法である」という理念と異にして、出版を中止するように要求している。しかしながら本作品の著作権は出版社に帰属しており、パウエル本人は出版に関して実権を持しておらず、印税も享受していない。

サダム・フセイン『悪魔のダンス』

悪魔のダンス

↑”フセインのコーラン”は文字通り発禁になってる。
知らない人のために説明すると、フセインはかつて自分の血を使ってコーランを書き写したんだ。これはイスラムの教義に反するから存在してはいけないものなんだけど、コーランを破棄することもまた教えに背く行為だから、そのコピーは”文字通り”発禁になってる。

↑すごいジレンマだな。

↑”事故”で消滅させれば、誰も罪に問われないのに。

アルバン・シュワルツ “Scary Stories to Tell in the Dark”(邦題『だれかが墓地からやってくる』)
僕の伝承とか都市伝説好きはこの本によって育まれたんだ。挿絵は悪夢そのもので、この怖さの半分でも伝えられたら僕はハッピーだよ。

↑子ども向けの怪談でも本気で読者を怖がらせようとしていた時代だよね。イラストは素晴らしい出来。

Scary Stories to Tell in the Dark 25th Anniversary Edition (Scary Stories Scary Stories)

『エンダーのゲーム』
作者がモルモン教徒だろうとどうだっていいんだ。5年生の俺はこれで衝撃を受けた。人生最高の本だよ。

↑フィクション作家の宗教を気にする人なんているのか?

エンダーのゲーム〔新訳版〕(上)

バロウズの『裸のランチ』を誰も挙げていないことに驚いた。
“50年代のタブー”についていえば、バロウズの小説はその詰め合わせ状態だった。そのことをよく知った上で改めて読み返してみるととても面白いよ。

裸のランチ (河出文庫)

ウィリアム・S・バロウズ-Wikipedia
ウィリアム・シュワード・バロウズ二世(William Seward Burroughs II、1914年2月5日 – 1997年8月2日)は、アメリカの小説家。1950年代のビート・ジェネレーションを代表する作家の一人。1960年代にJ・G・バラードらによってニュー・ウェーブSFの輝く星として称えられた。私生活では、ウィリアム・テルごっこをして誤って妻を射殺したり、同性愛の男性にふられて小指を詰めたりするなど、何かとエピソードに事欠くことがなかった。

1959年、ギンズバーグらの熱心な勧めと手助けにより、書き溜めた文章を元に構成した小説『裸のランチ』を発表する。その内容は猥褻かつグロテスクなものであり、アメリカ政府から発禁処分を受けるはめになる。しかしこのことがかえって話題となり、実験小説の雄として祭り上げられた。

『我が闘争』はそんなに悪くなかったよ。示唆に富んでいるしね。

↑今だからこそみんな読むべき本だな!

goo.gl/K8jwGL

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コメント

  1. 名前:名無し 投稿日:2016/09/27(火) 18:31:00 ID:51c681211 返信

    この記事はかなり優秀

  2. 名前:名無し 投稿日:2016/09/27(火) 19:07:55 ID:f5046cb35 返信

    よい記事でした。

  3. 名前:名無し 投稿日:2016/09/27(火) 19:15:27 ID:3811f7bce 返信

    戦時でも無いのに発禁処分になったの多過ぎだろ・・・。
    (赤狩りの時期は準戦時なのでしょうがないと思うが)
    都合良く例外主義がまかり通る感じだな。

  4. 名前:ななし 投稿日:2016/09/27(火) 19:20:07 ID:7bd8e5afc 返信

    大体本の中に書いてる内容に反論できないから発禁する。

  5. 名前:名無し 投稿日:2016/09/27(火) 20:45:28 ID:fd3ffbf4e 返信

    外国(キリ○ト教)は石頭。
    入手出来なくなったというなら外国の大量猟奇殺人事件(人肉食とか)の本かなぁ?

  6. 名前:ポンポコ戦隊ケモレンジャー 投稿日:2016/09/27(火) 21:04:19 ID:ca727f6bf 返信

    「芸術かわいせつか」だっけ?
    四畳半襖の下張。

  7. 名前:名無し 投稿日:2016/09/28(水) 01:26:21 ID:b4bb4cca1 返信

    PDFになった腹腹時計は、前時代のアングラサイトで人気者だったね

  8. 名前:書生 投稿日:2016/09/28(水) 16:47:00 ID:0128621d4 返信

    日本は発禁少ないほうだけど
    特に翻訳版では意図的に原書の特定の部分をカットしてたりすることがある
    例えばわが闘争の邦訳版では原書にある日本批判が訳されていない
    これは戦前の話だけど似たことは今もある
    ある意味発禁にするより悪質な情報遮断かもね

  9. 名前:名無し 投稿日:2016/10/04(火) 15:41:57 ID:7f19d6ac2 返信

    おい広告!
    ホリエモンじゃねえwwwwwwwwwwwwwwwww